- あらすじ
- ギルガメッシュとの戦いの後、イリヤが目覚めたのは平行世界の冬木市であった。美遊を助け出すため、イリヤは街で出会った謎の少女田中と、ギルガメッシュが受肉した少年ギルと共に美遊を連れ去ったエインズワース家に侵入する。そこで美遊の兄と出会ったイリヤは彼から美遊の救出を託された。それを阻むのはエインズワース家のドールズアンジェリカとベアトリスであった。彼女達に対して、イリヤもまたルビーとクラスカードの力を使って対抗するが、2人の圧倒的な力を前に撤退を余儀なくされ、クロとバゼットの力をかり、何とか撤退に成功する。
- 撤退したイリヤ達はとある学校を拠点としていた。そこにエリカと名乗る少女とその父親が現れる。その父親こそエインズワース家当主ダリウス・エインズワースだった。慌てて迎撃しようとするイリヤ達だったが、ダリウスの使う謎の宝具によってなすすべなく敗北してしまう。それを救ったのは田中の謎の力だった。田中の正体を悟ったダリウスは第六次聖杯戦争の開幕を宣言して去っていった。
- その翌日、エリカの独断によりイリヤが攫われてしまい、意識をぬいぐるみの中に入れられてしまった。エインズワース家に潜伏していたサファイアと協力して何とか体を取り戻したイリヤであったが、そこで彼女は衝撃の事実を知らされる。それはこの平行世界が滅びの危機に瀕していること、そしてエインズワースの目的は美遊の力を使い、その滅びから人類を救うということだった。世界と美遊、どちらを救うか悩むイリヤの前に現れたクロは、迷うことなく美遊を救うことを選択する。しかし、その選択に納得できないイリヤは世界と美遊、両方を救うことを決意する。
- そして、遂に美遊を救い出し、ダリウスに一矢報いることに成功するが、そこで彼の正体がダリウスの息子ジュリアン・エインズワースであることが明かされた。彼は大量の黒化英霊を呼び出し、美遊を取り返そうとする。そこに現れたのは美遊の兄、平行世界の衛宮士郎であった。クロと協力し、アンジェリカを撃破した士郎はジュリアンに刃を向ける。しかし、突如現れた黒い鎧を纏った謎の女により士郎は切り裂かれてしまう。
- 無尽蔵に湧く黒化英霊によりイリヤたちは徐々に追い詰められていく、それでもなお希望を捨てないイリヤの前に、黒化英霊の泥を打ち消す力を持つ剣が現れた。剣の力により、何とか泥を打ち消すことに成功し、ジュリアンたちは撤退していき、士郎も何とか助かった。そしてイリヤ達は衛宮邸でこの世界での士郎と美遊の過去を知ることになる。
- 遡ること5年9ヶ月前、士郎とその父衛宮切嗣は人類救済の方法を求めて旅をしていた。旅の中、冬木を訪れた2人が見たものは街を飲み込む謎の闇と、その闇を消し去った少女朔月美遊であった。彼女こそ自分達の探し求めていた存在であることを確信した切嗣は彼女を連れていく。しかし士郎は世界のためとはいえ、1人の少女を犠牲にするという方法に疑問を感じていた。それから数年後、切嗣は病で亡くなり、士郎の傍には偽名を名乗り生徒会長をしていたジュリアン、弓道部の後輩間桐桜、そして屋敷から出さないまま知識だけを蓄えた美遊の姿があった。美遊の願いを叶えるために彼女を屋敷から出した士郎であったが、それを待っていたジュリアンによって美遊は連れ去られてしまう。士郎は自身を助けた聖堂教会の神父言峰綺礼からエインズワース家とこの街で起きた聖杯戦争のことを教えられた。もう一度美遊とジュリアンに会おうとするが、エインズワースの結界に阻まれ、会うことすらできなかった。そして進展のないまま1ヶ月が経過したある日、桜が衛宮邸に訪れた。実は間桐家は聖杯戦争を始めた御三家のうちの1つで、彼女もまた聖杯戦争の参加者であった。桜は士郎のために自らのカードを渡そうとするが、そこに桜の兄が現れた。彼によって桜は殺され、士郎もなぶり殺しにされかけた時、士郎は桜が残したカードで夢幻召喚を行う。それは赤い外套を纏った弓兵であった。
- 第4期
- Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!
- (ふぇいと かいれど らいなー ぷりずま いりや どらい)
- 全12話
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