
- あらすじ
- 『とある飛空士への追憶』の世界では中央海と呼ばれる海を挟んで1万2000キロメートル隔たった西方大陸と東方大陸の2つの大陸のみが存在し、西方大陸を支配する神聖レヴァーム皇国と東方大陸を支配する帝政天ツ上の両国が戦争を続けている。
- 天ツ上領内にありデル・モラル家が実質的に管掌するレヴァーム自治区サン・マルティリアではデル・モラル屋敷が天ツ上空艇兵団の単座戦闘機・真電に襲撃され、統治者である公爵ディエゴ・デル・モラルが殺される。レヴァーム皇国皇子カルロ・レヴァームはディエゴの一人娘で許嫁であるファナ・デル・モラルを奪還するため「第八特務艦隊」を編成し東方へ派遣するが敵の防御線を破ることはできず全滅する。
- 絶望的な状況下、第八特務艦隊の失敗を秘匿しつつファナをカルロの元に届けるための極秘計画「海猫作戦」が立案される。デル・モラル屋敷強襲事件から3週間後の7月下旬、この作戦に従いデル・モラル空艇騎士団のエースである狩乃シャルルはファナを飛空機に乗せ中央海を越えたサイオン島沖に届ける任務を託される。彼は、階級制度の頂点に入る次期皇妃ファナを水上偵察機サンタ・クルスの後部座席に乗せて二人きり、敵哨戒中の海へ飛び立つこととなる。 身分が低く被差別人種であるシャルルと、階級の頂点に位置するファナ。かつて1度だけすれ違っただけの、本来ならば決して交わる事の無い2人が再び出会い、心を通わせていく。 シャルルとともに空戦を切り抜けるうち、幼い頃から心を閉ざしていたファナは感情を取り戻すとともに素朴なシャルルに惹かれてゆく。シャルルもファナを連れて逃げたい思いが頭をもたげながらも、任務遂行を目指す。
- 劇場版
- とある飛空士への追憶
- (とあるひくうしへのついおく)
- 全1作
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