- あらすじ
- 後に無敗の三冠ウマ娘となるシンボリルドルフの日本ダービーを観戦し、彼女に憧れを抱いたトウカイテイオーはトレセン学園に入学し、シンボリルドルフと同じく「無敗の三冠ウマ娘」を目標に掲げる。チーム<スピカ>に入ったトウカイテイオーは無敗のまま皐月賞、そしてダービーを制覇して目標に近づくが、ダービー直後に軽度の骨折が判明する。トウカイテイオーは懸命のリハビリを続けたがレースを走るだけの走力が戻らず、三冠を諦め菊花賞への出走を断念する。
- 目標を「無敗のウマ娘」に切り替えたトウカイテイオーは、目標を天皇賞(春)に設定する。しかしそのレースには、同じチーム<スピカ>所属であり、前年の天皇賞(春)覇者のメジロマックイーンも連覇を目指して出走を予定していた。それぞれ顔を合わせずトレーニングをこなしながら、トウカイテイオーは大阪杯を、メジロマックイーンは阪神大賞典を勝ち、2人とも順調にレース当日を迎える。レースは無敗のトウカイテイオーと連覇をかけるメジロマックイーンの「TM対決」として注目を集めた。レース当日、トウカイテイオーは先行するメジロマックイーンとの差を縮めることができず5着に終わり、メジロマックイーンが圧勝での天皇賞(春)連覇を果たす。レース後、トウカイテイオーとメジロマックイーンはともに骨折を受傷し、離脱することになる。
- その頃、クラシック級では、ミホノブルボンがトウカイテイオー同様に無敗での二冠を達成し、三冠ウマ娘の期待がかけられていた。しかし菊花賞で、ミホノブルボンは自身をマークしていたライスシャワーに直線でかわされ2着に終わる。ミホノブルボンの無敗三冠を期待していた観客はライスシャワーに対してブーイングを送り、その光景に絶望したライスシャワーはレースを走ることさえも忌避するようになる。そんなライスシャワーに対し、ミホノブルボンはライスシャワーが自分にとってのヒーローであることを語り、その言葉を受けてライスシャワーは再び走り出すことを決意、翌年の天皇賞(春)にて復帰したメジロマックイーンを下して彼女の3連覇を阻む。
- 一方、復帰したトウカイテイオーは有馬記念に出走する。しかし、三冠や無敗といった目標が潰え、走る意味を見失ったトウカイテイオーは自己最低の11着に敗れ、さらにゲートで尻をぶつけたことによる筋損傷で故障する。裏方に回りチームのサポートをしていたトウカイテイオーに、マックイーンはテイオーとの中距離での再戦が自身の目標であることを語り、その言葉を受けたトウカイテイオーは再び走る意味を見出す。テイオーは宝塚記念に向けてトレーニングを再開するが、3度目の骨折を受傷し、医者から引退すべきであると宣告される。ついに心が折れたトウカイテイオーは走ることを諦め、引退を決める。チーム〈カノープス〉に所属するツインターボはトウカイテイオーの引退をよしとせず、自分がレースに勝って「諦めなければできることをテイオーに見せつけてやる」と決意する。そしてファン感謝祭当日、満員となった引退ライブでテイオーは観客にこれまでの感謝を伝えるが、肝心の引退を告げることができない。そんな中、チーム<カノープス>のメンバーによる工作によって、突如会場のスクリーンにツインターボが走るオールカマーの映像が映し出される。大逃げを打つツインターボは息絶え絶えになりながら激走、メジロマックイーンを破ったライスシャワーをはじめとした後続を突き放し、1着でゴール板を駆け抜ける。その姿と〈スピカ〉のメンバーからの慰留、さらに観客からのテイオーコールを受け、テイオーは再起に向けもう一度頑張ることを決意する。 メジロマックイーンは京都大賞典を勝利し、天皇賞(秋)に出走を決めてトレーニングに入るが、ウマ娘にとって不治の病といわれる繋靭帯炎を発症し、失踪する。彼女を捜索していたテイオーは、療養所近くのレーストラックで激痛を押して走り込みをするマックイーンを見つける。もう走れないことに絶望して泣き崩れるマックイーンに対し、テイオーは「ボクが頑張れば奇跡を起こすことを証明してみせる」と励まし、1年ぶりのレースぶっつけで有馬記念に出走することを決意する。有馬記念当日、1番人気の菊花賞ウマ娘ビワハヤヒデ、菊花賞や天皇賞(春)を制したライスシャワー、昨年の覇者メジロパーマーなどの強豪が揃う中、トウカイテイオーは4番人気で出走する。早いペースで進むレースにトウカイテイオーは食らいつくことで精いっぱいだったが、それでも4コーナーでトウカイテイオーは先頭に立つビワハヤヒデに追いつき、差しにかかる。とうに体力は限界に達し、これまでの挫折と悔しさが走馬灯のように思い出される中、トウカイテイオーは最後の力を振り絞り、ビワハヤヒデを差し切り1着、1年ぶりのレースを制す。 メジロマックイーンは有馬記念後治療に励み、走れるまでに回復する。人気のないトレセン学園のレーストラックで、天皇賞(春)以後、今日まで再戦することが叶わなかったトウカイテイオーとメジロマックイーン2人のマッチレースのスタートが切られたところで物語は終了する。
- 第2期
- ウマ娘 プリティーダービー Season 2
- (うまむすめ ぷりてぃーだーびー しーずん つー)
- 全13話
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