- あらすじ
- 住人の半数が特別な能力を持つ街、咲良田(さくらだ)。 能力者の監視を行う「管理局」の下、住人は平和に暮らしていた。 「目の前の人の涙を消したい」、「誰かに声を届けたい」。 そんな優しい細やかな“願い”とともに、この街の能力は生まれていった。
- 主人公の浅井ケイは、七坂中学校の2年生。ある日、下駄箱に一通の手紙が届けられていた。差出人は相麻菫-。その呼び出しに応じて、屋上へ向かう浅井ケイ。彼はそこで一人の少女と出会う。彼女の名前は春埼美空――。彼女の一言「リセット」によって、浅井ケイは手紙を受け取った瞬間に戻ってしまった。世界は再構成(リセット)されてしまった。そんな時を戻す「リセット」にはただ、一つ欠点があった。春埼美空自身も「リセット」の影響を受けて記憶を失ってしまうこと。どんなことも決して忘れない「記憶保持」能力を持つ浅井ケイのみが、「リセット」の影響を受けずにいることができる。二人が出会うきっかけを作った少女相麻菫―。彼女は彼にある言葉を告げる。
- 「貴方たちが、二人でいることには大きな意味がある―」
- ケイは春埼と力を合わせることで過去をやり直せることができると思い、協力しようと提案するが……。 能力者が住む街で、出会った浅井ケイ、春埼美空、相麻菫。なぜ、相麻菫は二人を出会わせたのか?二人は、どのようにこの世界を変えていくのか―?見る人の心を捉えて離さない切なくも優しい、時を駆けめぐる奇跡の物語。
- サクラダリセット
- (さくらだりせっと)
- 全24話
- 動画リスト
- 表示⇔非表示