
- あらすじ
- 激動の幕末を生き抜き剣術道場の師範となった元新選組隊士の老人・永倉新八は、教え子である子どもたちから新選組の話をせがまれていた。そこで彼は、今まで誰にも話していないというとっておきを披露することにする。決して歴史には残らないであろう三匹の狼、ちりぬ にお、田中太郎、斎藤はじめの物語である。
- 時は文久三年三月(1863年)、まだ新選組が壬生浪士組だった頃。京都の団子屋「ちりぬ屋」で婆ちゃん・妹と共に暮らす心優しき少年におが、客として訪れた壬生浪(ミブロ)の土方歳三と沖田総司の2人と出会うところから物語は始まる。
- 青のミブロ
- (あおのみぶろ)
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