
- あらすじ
- 作品の舞台は現代~近未来の日本で、大量殺人や猟奇殺人が続発する社会情勢という設定。 連続殺人犯を特定するための組織「蔵」は、現場に残された犯人の殺意を特殊な機材「ワクムスビ」を用いて採取することにより無意識世界「イド」を構築するシステムを運用し、イド内の情報を観測することで現実世界の犯人特定につながる手がかりを収集している。 物語の主人公鳴瓢秋人は、「ミヅハノメ」と呼ばれるコックピットに搭乗することで殺人犯のイドの中に入り込み、名探偵・酒井戸となって謎を解き明かすことで蔵の捜査に協力している元警官である。 幾人もの殺人鬼のイドに同じ姿で現れるジョン・ウォーカーと名付けられた人影が度々目撃されるうちに、百貴船太郎率いる蔵の「井戸端」のスタッフたちは、故意に殺人鬼を作り出している人物が実在するのではないかと推察を始める。
- 一方、蔵の情報を元に現実世界で犯罪者を追跡する外務分析官・本堂町小春は、新人でありながらも自他を顧みない行動力と洞察力を活かして犯人の身柄確保に大きく貢献していた。しかし、多くの殉職警官を出した「墓掘り」の事件での行動から、イドに潜る名探偵としての素質を見出され、外務分析官からミヅハノメのパイロットへの転向を推薦される。 ジョン・ウォーカーがイドの中で殺人鬼たちを監視している痕跡から、蔵発足以前の「対マン」事件に手がかりを求める井戸端は、事件で対マンを殺害した鳴瓢のイドに本堂町を潜らせる。そのイドの中には「飛鳥井木記」という名前で待機状態のミヅハノメのコックピットが安置されていた。その名前は、百貴が救出した後に行方不明となっていた、対マン最後の被害者のものであった。 名探偵・聖井戸御代となった本堂町は、「鳴瓢のイドの中のイド」に潜入する。
- ID:INVADED イド:インヴェイデッド
- (いど いんゔぇいでっど)
- 全13話
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