- あらすじ
- フーカ・レヴェントンは、リンネ・ベルリネッタの格闘試合に対しての姿勢を見て守るものがなくなった心境から意気消沈したうえで喧嘩沙汰を起こしたため、アルバイト先からも解雇されて公園で行き倒れとなっていた。朝に起きた際、ジョギングトレーニングで偶然通りかかったアインハルト・ストラトスに警戒感から拳を突き立ててしまうが、彼女はそれを受け止めたものの、フーカの格闘技センスを見抜き、ナカジマジムを紹介した。
- フーカはナカジマジムの従業員兼選手候補となり、トレーニングと労働をこなす。リンネは冬の大会ウインターカップにおいて、アインハルト・ストラトス、高町ヴィヴィオ、ミウラ・リナルディを指名し、挑戦を受ける。フーカもナカジマジムの新人としてアインハルトから紹介されたが、リンネはフーカにも敵対心しか見せない。その理由がリンネの悲しい過去にあることを知ったフーカは、リンネをぶちのめしてから話をするという心境でウインターカップに挑む。
- フーカは予選を通過し、決勝リーグへの出場が確定する。決勝リーグはまずミウラ対リンネの試合となり、ミウラはリンネから2ダウンを取ったものの、リンネに逆転KOされる。ヴィヴィオ対リンネの試合ではリンネも厳しいジムの特訓で硬い守備を見せるものの、ヴィヴィオの機転と猛攻により一度ポイントで劣勢となったうえでKOされる。勝利はしたものの、その試合でリンネの重い一撃から左足を酷く痛めていたヴィヴィオは決勝進出を棄権する。リンネは以前の試合でヴィヴィオに判定負けを喫していたうえ、今回の試合では格闘技を嫌う態度を見抜かれたことから、引退すら考えるまでに落胆する。
- こうして決勝はアインハルト対フーカとなるが、その前にアインハルトはチャンピオンシップをフーカとの勝利を条件として実施することとし、リンネを奮起させて決着を付けることとなる。廃棄地区を用いた私闘に近い形式のフーカ対リンネの試合は、激しい打ち合いから始まって雨中での長期戦となるが、リンネは格闘技の練習で積み重ねてきたことを振り返りつつ、悲しい過去はあったものの楽しかった経験もあったことに気づく。最後は、互いの和解への思いを込めた純粋な拳の一撃が交差した結果、フーカが勝利する。
- 疲労困憊による眠りから覚め、改めて和解するフーカとリンネのもとへ、彼女たちがウインターカップで倒してきた相手たちから通信が入る。実は先日の試合は各所に中継されており、それを見て感動した一同は格闘技への熱意を奮い立たされ、フーカとリンネに称賛の言葉を贈る。まもなく、仲間に支えられながら練習に励んだフーカがリンネにも支えられながらアインハルトとの決勝に挑む姿を映し、物語は幕を下ろす。
- ViVid Strike!
- (ゔぃゔぃっど すとらいく)
- 全12話
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